MENU

バイオリン発表会の曲で中級者のおすすめTOP30!解説つきで紹介

バイオリン中級者となると、既に発表会を経験されている方とそうでない方の両方がいらっしゃるかと思います。

しかし、そもそもバイオリン中級の基準はどれくらいなのか、曲は何を選んだら良いのか迷いますよね…

今回は、バイオリン中級者の発表会におすすめの曲をご紹介!

クラシック曲だけでなく、ポップスなども含めて30曲厳選しました!

それぞれの練習のポイントも解説していきます。

この記事を書いたバイオリニスト
目次

バイオリン中級ってどれくらい?

バイオリン中級は、ポジション移動(左手の位置の移動)ビブラートなどの複雑な奏法を身につけているレベルです。

また、音程をあまり外すことなく、ほぼ安定していることも大事です。

ちなみに、バイオリン中級者であれば、ソロだけでなくアンサンブルにも挑戦できる頃ですよ!


バイオリン中級者の発表会におすすめの曲30選

ここでは、バイオリン中級者が弾けるおすすめの曲を30曲厳選!

過去に私の生徒さんが多く演奏されている曲を中心に、筆者の独断と偏見を交えてご紹介します!

クラシックだけでなく、人気のある映画音楽やポップスジャンルも含めましたので、ぜひ参考にしてくださいね^^

バイオリン中級者の発表会で人気の曲【TOP10】

まずは、バイオリン中級者に人気の10曲をランキング形式でご紹介!

生徒さんの多くが目標としているだけでなく、お客さんにもウケが良いものを選びました♪

それぞれの練習のポイントなどを含めて、詳しく解説していきます。

第1位 愛の挨拶/エルガー

第1位はエルガー作曲、愛の挨拶です。

誰でも知っているバイオリンのクラシック曲を弾きたい方におすすめ!

とても美しい、誰もが弾いてみたい!と思う曲の1つですね。

ポジション移動の際に、ポルタメント(音を移る際に指を滑らす音)をすると、とても良い雰囲気を醸し出すことができます。


第2位 タイスの瞑想曲/マスネ

第2位はマスネ作曲、タイスの瞑想曲です。

クラシック曲を弾きたい方におすすめ!



歌劇「タイス」で演奏されている間奏曲です。

娼婦を卒業し、信仰の道に進むのを悩み、受け入れるまでのタイスの心の動きを表しています。

そのため、どのメロディでどういう場面なのか考えながら弾くと、表現を付けやすくなりますよ!


第3位 情熱大陸/葉加瀬太郎

第3位は葉加瀬太郎作曲、情熱大陸です。

ラテンのリズムに乗り、情熱的なバイオリンのメロディが人気の高い理由ではないでしょうか。

最後までリズムに乗ることを意識し、メリハリのある音を出すようにすると良いですよ!

この曲は、第3ポジションに取り組んでいれば挑戦できるので、この記事でご紹介している曲の中ではハードルが低めです♪


第4位 愛の悲しみ/クライスラー

第4位はクライスラー作曲、愛の悲しみです。

抒情的なクラシック曲を弾きたい方におすすめ!

「愛の悲しみ」と聞いて失恋を思い浮かべる方が多いですが、恋愛の辛さと温かい思い出をイメージすると、うまく表現しやすいです。

先ほど紹介しました「愛の挨拶」と同様に、ポルタメントを積極的に使うと、良い雰囲気を出せます。


第5位 ひまわり/葉加瀬太郎

第5位は葉加瀬太郎作曲、ひまわりです。

この曲を聴いていると曲名通り、快晴で広大なひまわり畑のど真ん中にいるような気持ちになりますよね。

そんなイメージで、明るくのびやかに弾くようにすると良いですよ!

低音の豊かな響きを、ビブラートでしっかり出したいところです。


第6位 エトピリカ/葉加瀬太郎

第6位は葉加瀬太郎作曲、エトピリカです。

そもそもエトピリカは、絶滅危惧種の美しいくちばしが特徴の鳥のことです。

実際に見ることは難しいですが、そんなエトピリカが水上をスーっと泳いでいるところをイメージして弾いてみてください。

この曲はファーストポジションでも演奏できますが、移弦が難しくなってしまうので、ポジションチェンジとビブラートを上手く使えると中級者の演奏になります^^




第7位 ハンガリー舞曲第5番/ブラームス

第7位はブラームス作曲、ハンガリー舞曲第5番です。

クラシック曲を弾きたい方におすすめ!

誰もが耳にしたことのある曲ですよね。

舞曲らしいリズムに乗り、今にも踊りたくなるような勢いをもって弾くようにすると良いですよ!


第8位 リベルタンゴ/ピアソラ

第8位はピアソラ作曲、リベルタンゴです。

タンゴが好きな方におすすめ!

情熱と躍動感のある曲で、とても盛り上がる1曲ですね。

タンゴのリズムに乗り、最後まで力強く駆け抜けるように弾くと良いですよ!

第9位 愛の讃歌/マルグリット・モノー

第9位はマルグリット・モノー作曲、愛の讃歌です。

シャンソンが好きな方におすすめ!

フランスのシャンソン歌手自らが作った曲です。

まるで歌っているかのように弾いてみると、うまく表現しやすいですよ!


第10位 夢のあとに/フォーレ

第10位はフォーレ作曲、夢のあとにです。

クラシック曲を弾きたい方におすすめ!



もとは、ピアノとソプラノ歌手で演奏される曲ですが、バイオリンに編曲されたものもあります。

とても美しいメロディでありながら、どこか哀愁漂う雰囲気が特徴ですね。

一つ一つの音に気持ちを乗せて弾くようにすると良いですよ!


バイオリン中級者の発表会で人気の曲【その他20選】

残りのバイオリン中級者に人気の20曲をご紹介していきます。

ここでは、曲名と作曲家のみの紹介となります。

順位曲名作曲家
第11位白鳥サン=サーンス
第12位ヴァイオリンソナタ第5番「春」より第1楽章ベートーヴェン
第13位ガヴォットゴセック
第14位カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲マスカーニ
第15位G線上のアリアバッハ
第16位くるみ割り人形から「花のワルツ」チャイコフスキー
第17位亜麻色の髪の乙女ドビュッシー
第18位愛の夢第3番リスト
第19位亡き王女のためのパヴァーヌラヴェル
第20位メロディチャイコフスキー
第21位シンコペーションクライスラー
第22位The Entertainerスコット・ジョプリン
第23位美しきロスマリンクライスラー
第24位ノクターンアザラシヴィリ
第25位虹の彼方にハロルド・アーレン
第26位シチリアーノパラディス
第27位Por Una Cabezaカルロス・ガルデル
第28位シシリエンヌフォーレ
第29位ラ・フォリアコレルリ
第30位ユーモレスクドヴォルザーク

バイオリン発表会の曲で中級者へのおすすめまとめ

ここまで、バイオリン中級者におすすめの発表会の曲をまとめました。

  • 複雑な奏法を弾きこなせるのが中級者
  • バイオリン中級者におすすめの30曲 

発表会に出られる際は、ぜひ参考にしてみてください!

あっぴのバイオリン特典

この記事を書いた人

バイオリン初心者に役立つ情報をXやブログ、公式LINEで発信|講師歴15年|指導人数100名以上|音大卒・教員免許あり|30代・4歳と2歳の姉妹を育てるママ

コメント

コメントする

目次