バイオリンの弦は種類が非常に多くて、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
お店やネットで弦のチャートを見かけたことがある方もいらっしゃると思いますが、見方がわからないということもあると思います。
ここでは、バイオリン弦のチャートやおすすめの選び方について詳しくご紹介!
弦のチャートの見方や弦の素材による違い、種類や値段について解説していきます。
![この記事を書いたバイオリン奏者](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/12/The-violinist-who-wrote-the-article-1024x299.png)
バイオリン弦のチャート
![バイオリン弦チャート](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/violin-strings-chart-2-1024x1024.png)
こちらのバイオリン弦チャートは、有名海外サイト(https://www.sharmusic.com/collections/strings)のものを参考に、見やすく作成したものです!
パッケージ横の数字は2023年9月時点の4本セットの税込価格ですので、ご参考までに!
バイオリン弦のチャートは、弦を選ぶ際の指標となります。
弦のチャートでは、それぞれの弦がどんな音色を出せるのか、視覚的にわかりやすくなっています。
そのため、自分が出したい音色や、好きな音色に合わせて、弦を選ぶことができます。
では、弦のチャートの見方について解説していきます。
ここにある弦のチャートでは、上下が音色の響き、左右が音色の暖かさを表しています。
具体的には、上に行くほどダイレクト(直接的)な響きを示し、下に行くほど繊細な音色を示します。
また、左に行くほど暖かい音色を示し、右に行くほど輝かしい、きらびやかな音色を示しています。
バイオリンの弦の素材
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/material-of-the-violin-strings2-1024x538.png)
バイオリンの弦には3種類の素材があります。
- ナイロン
- スチール
- ガット
ここではバイオリンの弦の素材3種類を、それぞれご紹介していきます。
ナイロンのバイオリン弦
ナイロン弦は多くのバイオリン弾きが使用している定番の素材です!
スチール弦が持つ優れた耐久性とガット弦に準ずる暖かい音色を合わせ持つ、ハイブリット弦と言えるでしょう。
ナイロンだけでなく、合成繊維を使って作られていて、ガット弦と比較すると切れにくいです。
何より3種類の中で最も種類が多いのは人気の証!
弦の素材で迷ったら、まずはナイロン弦をおすすめします!
スチールのバイオリン弦
スチールのみで作られた丈夫な弦です。
大きな音を出しやすく、明るくはっきりとした音色が特徴です。
3種類の中では一番お手頃な価格でありながら比較的長期にわたって使用できます。
弦が切れにくく、チューニングも数日で安定するので、まだ調弦に慣れていない方におすすめです。
その他、4本の弦のうち、E線だけスチール弦を使用する組み合わせもよく見かけます!
ガットのバイオリン弦
ガット弦は、羊の腸を乾燥させ、ねじり合わせて作られています。
古くから使用されている素材で、柔らかく、非常に暖かみのある音色が特徴です。
3種類の素材の中で、1番バイオリンの音色を追及しやすい弦であり、音大生やプロの演奏家はガット弦を愛用する人が多いです。
しかし腸で作られているため、温度や湿度の影響を受けやすく、弦が切れやすかったり、チューニングが安定しにくいのがデメリット。
1日に何度もチューニングする必要があるため、チューニングがスムーズにできるようになってから使用することをおすすめします。
個人的にはバイオリンをやっているなら一度は使って欲しい素材です^^
バイオリン弦のおすすめの選び方
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Violin-strings-1024x538.png)
結論から言ってしまうと、バイオリンの弦の選び方に正解はないです!
私個人としては、楽器との相性により感じ方が大きく変わるため、色々な弦を試して気に入ったものを選ぶことをおすすめします!
友人にすすめられたけど、自分の楽器にはイマイチだった、なんてこともよくあります(;’∀’)
新しい弦を試すのは変化を感じられて楽しいので、ぜひ色々使ってみてください!
相性の参考としては、明るい音色を持つバイオリンには、柔らかく、暖かみのある音色の弦がおすすめ。
反対に、落ち着いた音色を持つバイオリンには、明るく、煌びやかな音色が特徴の弦は相性が良いです。
どちらも音色のバランスを取る選び方となりますが、反対に、楽器の特徴を極めてみるのもまたひとつの選び方です。
結局は実際に使ってみないと分からないのですが、この記事でご紹介しているチャートや、この後解説する弦の種類と特徴はぜひ参考にしてくださいね^^
あなたのお好きな弦が見つかりますように!
バイオリンの弦の種類と特徴
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/violin-strings-chart-2-1024x1024.png)
弦の素材は3種類でしたが、バイオリンの弦自体は多くのメーカーが様々な種類の弦を出しています。
ここでは、弦チャートに載っている全てのバイオリンの弦をアルファベット順にご紹介!
実際の弦を張った状態の画像も可能な限り探してきましたので、気になるあの人が使っている弦も判明しちゃうかも!!
価格は2023年9月時点の4本セットの定価(税込)となりますのでご了承ください!
Alphayue(アルファユー)
Alphayue(アルファユー)
明るく、大きな音が出しやすいナイロン弦です。
音色に柔らかさがあまりないため、練習用に向いています。
4本揃えても5,000円以下と、ナイロン弦にしてはかなりリーズナブル!
なるべく費用を抑えたい!という方におすすめです。
Ascente(アセンテ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/ASCENTE-1024x1024.jpg)
Ascente(アセンテ)
とてもはっきりとした明るい音色が特徴のナイロン弦です。
弾いてから音が鳴り始めるまでの時間が非常に短いため、速い曲が弾きやすい弦になります。
チューニングの安定性が高く、寿命がとても長い弦です。
4本セットで4,000円前後とリーズナブルで、コストパフォーマンス抜群です。
AURORA(オーロラ)
AURORA(オーロラ)
深みのある落ち着いた音色が特徴のナイロン弦。
あらゆるバイオリンに合うように作られているため、初心者~上級者の方まで使いやすい弦です。
4本セットで6,160円になります。
Charm(チャーム)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Charm-1024x1024.jpg)
Charm(チャーム)
明るく、暖かみのある音色が特徴のナイロン弦。
ガット弦のような豊かな音色が欲しい方におすすめ!
ただし、日本ではあまり流通されていないため、入手が難しいです。
4本セットで5,400円程になります。
CHORDA(コルダ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/CHORDA-1024x1024.jpg)
CHORDA(コルダ)
柔らかく、暖かみのある音色が特徴のガット弦。
バロックバイオリン向けに作られていますが、現代のバイオリンでも使用可能です。
バロック音楽を弾く時におすすめです。
4本セットで10,000円~になります。
CHROMCOR(クロムコア)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/CHROMCOR-1024x1024.jpg)
CHROMCOR(クロムコア)
パワフルで明るい音色が特徴のスチール弦の代名詞。
チューニングがすぐに安定し、弾いてから音が鳴るまで短い時間で済むので、初心者の方におすすめです。
4本セットで6,800円~になります。
Corelli Alliance vivace(コレルリ アリアンスヴィヴァーチェ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Corelli-Alliance-vivace-1024x1024.jpg)
Corelli Alliance vivace(コレルリ アリアンスヴィヴァーチェ)
明るく、柔らかい音色が特徴のナイロン弦。
弦の反応が優れているため、弓のわずかな動きの違いを明確に表現してくれるので、中級者~上級者の方におすすめ!
チューニングが安定しやすく、寿命が長い弦です。
4本セットで15,000円程になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Dogal Capriccio(ドガール カプリッチョ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Dogal-Capriccio-1-1024x1024.jpg)
Dogal Capriccio(ドガール カプリッチョ)
パワフルで明るい音色が特徴のナイロン弦。
4本の弦がそれぞれバランスの良い音色になっています。
4本セットで11,445円になります。
Dominant(ドミナント)
Dominant(ドミナント)
どの弦を買おうか迷ったらDominantがおすすめ!
どんなバイオリンとも相性が良いため、最も人気の高いナイロン弦とされています。
柔らかく、暖かみのある音色が特徴で、チューニングの安定が早く、初心者の方でも扱いやすい弦です。
4本全て揃えると価格は6,000円~7,000円程になります。
Dominant Pro(ドミナントプロ)
Dominant Pro(ドミナントプロ)
Dominantよりも華やかな音色が特徴のナイロン弦。
Dominantの音色に物足りなさを感じる方におすすめ!
こちらもチューニングが安定が早いため、初心者の方も使いやすい弦です。
4本セットで10,000円前後になります。
EUDOXA(オイドクサ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/EUDOXA-1024x1024.jpg)
EUDOXA(オイドクサ)
柔らかく、暖かみのある音色が特徴のガット弦。
弦の張力が弱いため、指はおさえやすいのですが、弓は慣れるまで少し弾きづらさを感じます。
また、他の弦に比べて弦が切れやすく、ケースを開けたら切れてたなんてことも(;’∀’)
EUDOXAは甘美な音色が最大の特徴であり、甘い音色を求めている方におすすめです。
4本セットで13,000円前後になります。
Evah Pirazzi(エヴァ・ピラッツィ)
Evah Pirazzi(エヴァ・ピラッツィ)
大きな音を出しやすく、煌びやかな音色が特徴です。
とにかくキラキラと明るい音が欲しい方におすすめ!
発表会など、ソロで弾くのに向いています。
反対に、室内楽やオーケストラで弾くと、音が悪目立ちしやすいです。
チューニングが早くに安定しますが、弦の劣化スピードが早いのが難点です。
4本セットで14,000円程なので、コストパフォーマンスは良くないです。
Evah Pirazzi Gold(エヴァ・ピラッツィ ゴールド)
Evah Pirazzi Gold(エヴァ・ピラッツィ ゴールド)
Evah Pirazziと同程度のパワフルさを持ちつつも、しっとりと落ち着いた音色が特徴のナイロン弦。
そのため、Evah Pirazzi Goldの方が室内楽やオーケストラでも使いやすい弦です。
Evah Pirazziと同様に、チューニングは早くに安定しますが、弦の劣化スピードが早いのが難点です。
4本セットで18,000円~と、ナイロン弦の中ではかなり高額となります。
GOLD(ゴールド)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/GOLD-1024x1024.jpg)
GOLD(ゴールド)
ガット弦特有の暖かみのある音色と、煌びやかな音色が特徴のガット弦。
高価なイメージのガット弦ですが、GOLDはガット弦の中ではリーズナブルです。
そのため、安くガット弦を試してみたい方におすすめ!
4本セットで10,000円~になります。
HELICORE(ヘリコア)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/HELICORE-1024x1024.jpg)
HELICORE(ヘリコア)
クリアでありながら、暖かみのある音色が特徴のスチール弦。
弦の寿命が長く、チューニングが短時間で安定するので、初心者にもおすすめです。
4本セットで6,000円前後になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Il Cannone(イル・カノーネ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Il-Cannone-1024x1024.jpg)
Il Cannone(イル・カノーネ)
明るく伸びやかで、柔らかい音色が特徴のナイロン弦。
軽い力でも大きな音量が出せるのが、とても魅力的です。
チューニングが安定するまでが早く、弦の寿命が長いため、初心者の方におすすめ!
あまり見かけないので、マイナー弦を試したい方にも良さそうですね!
4本セットで10,000円前後になります。
INFELD Blue(インフェルド青)
INFELD Blue(インフェルド青)
力強さと煌びやかな音色が特徴のナイロン弦。
パワフルな音量が出しやすく、鋭い音色が欲しい方におすすめ!
軽い力で弾くと音がひっくり返りやすいため、しっかり弦に弓と腕の重さをしっかり乗せて弾く必要があります。
あまり温度や湿度の影響を受けないので、チューニングはとても安定しています。
インフェルド赤と並び、ナイロン弦の中でも人気のある弦です。
4本セットで8,000円前後になります。
INFELD Red(インフェルド赤)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/INFELD-Red-1024x1024.jpg)
INFELD Red(インフェルド赤)
INFELD Blueに比べて、重く暖かみのある音色が特徴のナイロン弦。
パワフルな音量で横に広がるような響きがあります。
こちらも弦に弓と腕の重さをしっかり乗せて弾かないと、音がひっくり返りやすいです。
また、チューニングが安定しているのも同じです。
インフェルド青と並び、ナイロン弦の中でも人気のある弦で、赤と青で好みが分かれます。
4本セットで7,000円~になります。
JARGAR SUPERIOR(ヤーガー スペリオール)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/JARGAR-SUPERIOR-1024x1024.jpg)
JARGAR SUPERIOR(ヤーガー スペリオール)
パワフルで暖かい音色が特徴のナイロン弦。
室内楽やオーケストラ、ソロでの演奏と幅広く、初心者~上級者までおすすめ!
柔らかい音を鳴らすのが簡単で、弓を多く使わずとも、クリアな音色が出しやすいです。
また、バイオリンが持つ自然な音色を引き出しやすいのも魅力的です。
4本セットで9,240円になります。
JARGAR STRINGS(ヤーガー ストリングス)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/JARGAR-STRINGS-1024x1024.jpg)
JARGAR STRINGS(ヤーガー ストリングス)
スチール弦でありながら、柔らかく、暖かい音色が特徴。
チューニングが安定しており、丈夫で切れにくいため、初心者~上級者の方までおすすめ!
4本セットで5,094円になります。
Kaplan AMO(カプラン アモ)
Kaplan AMO(カプラン アモ)
柔らかく、暖かみのある音色が特徴のナイロン弦。
まろやかで周りの音に馴染みやすいため、室内楽やオーケストラに向いています。
弾いてから音が鳴り始めるまでの時間が短く、チューニングが安定するのにもあまり時間がかかりません。
4本セットで11,000円程になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Kaplan VIVO(カプラン ビボ)
Kaplan VIVO(カプラン ビボ)
明るくクリアで煌びやかな音色が特徴のナイロン弦。
よく響き、大きな音が出しやすいため、ソロで弾く場面でおすすめ!
Kaplan AMOと同様に、弾いてから音が鳴り始めるまでの時間が短く、チューニングが安定するのにもあまり時間がかかりません。
4本セットで10,000円~になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
LARSEN(ラーセン)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/LARSEN-1024x1024.jpg)
LARSEN(ラーセン)
暖かい音色がありつつも、しっかりとした音が出せるのが特徴のナイロン弦。
チューニングの安定性が抜群で、初心者の方におすすめ!
明るい音色を持つバイオリンに張ると暖かみのある音色を持たせてくれます。
4本セットで10,230円になります。
OBLIGATO(オブリガート)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/OBLIGATO-1024x1024.jpg)
OBLIGATO(オブリガート)
ガット弦のような暖かい音色と煌びやかさが特徴のナイロン弦。
パワフルな音量が出しやすく、バイオリンがよく響いてくれます。
あまり温度や湿度の影響を受けないため、チューニングの安定性が抜群です。
ナイロン弦の中でも人気のある弦で、価格は4本セットで18,000円になります。
OLIV(オリーブ)
OLIV(オリーブ)
ガット弦で迷ったら定番のOLIVがおすすめ!
国内外問わず、プロのバイオリニストから最も多く愛用されている弦です。
上品で煌びやかな音色が特徴です。
ただし、温度や湿度の影響を受けやすく、頻繫にチューニングする必要があります。
初心者には扱いにくいですが、一度は使ってみたい弦です。
4本セットで30,000円前後になります。
OPAL(オパール)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/OPAL-1024x1024.jpg)
OPAL(オパール)
パワフルで明るい音色が特徴のナイロン弦。
音への反応が良く、出したい表現を出しやすいです。
日本であまり流通されていないため、入手が難しいです。
4本セットで14,100円(2023年9月現在)になります。
OVERTURE Premium Violin Strings(オーバーチャー プレミアムバイオリンストリングス)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/OVERTURE-Premium-Violin-Strings-1024x1024.jpg)
OVERTURE Premium Violin Strings(オーバーチャー プレミアムバイオリンストリングス)
明るく、澄んだ音色が特徴の弦。
日本で流通されていないため、入手が難しいです。
4本セットで1,500円(2023年9月現在)になります。
OVERTURE Ultra(オーバーチャー ウルトラ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/OVERTURE-Ultra-1024x1024.jpg)
OVERTURE Ultra(オーバーチャー ウルトラ)
明るく、パワフルな音色が特徴のスチール弦。
弦が丈夫で切れにくく、リーズナブルです。
しかし、あまり日本で流通されていないため、入手が難しいです。
4本セットで3,080円になります。
Passione(パッシオーネ)
Passione(パッシオーネ)
パワフルでしなやかな音色が特徴のガット弦。
通常、ガット弦はチューニングが安定しにくいのですが、Passioneは他のガット弦と比べて安定するのが早いです。
そのため、すぐに演奏することできるのが嬉しいポイントです。
4本セットで20,000円~になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Passione Solo(パッシオーネ ソロ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Passione-Solo-1024x1024.jpg)
Passione Solo(パッシオーネ ソロ)
Passioneよりも更にパワフルな音が出せるのが特徴です。
その名の通り、ソロを弾くのに向いています。
発表会やコンクールにチャレンジしたい方におすすめです!
Passioneと同様に、通常のガット弦よりもチューニングが安定しやすいです。
4本セットで24,000円程になります。
PETER INFELD(ペーターインフェルド)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/PETER-INFELD-1024x1024.jpg)
PETER INFELD(ペーターインフェルド)
クリアで明るい音色が特徴のナイロン弦。
音がパワフルに出てくるので、大きなホールで演奏すると響きをしっかり残すことができるため、ソロで弾くのにおすすめです。
チューニングの安定が早く、初心者~上級者の方まで使いやすいです。
4本セットで10,000円~になります。
Perpetual(パーペチュアル)
Perpetual(パーペチュアル)
大きな音を出しやすく、はっきりとした華やかさのある音色が出せるため、初心者の方におすすめのナイロン弦!
弦の劣化スピードが遅く、長期間弦の持つ音色を楽しむことができます。
チューニングが1日ほどで安定することから、本番直前でも張ることができます。
価格は28,710円となります。
Prelude(プレリュード)
Prelude(プレリュード)
非常に明るく、硬い音色が特徴のスチール弦です。
弦自体が細く、張力があまり強くないので、弦が柔らかく押さえやすいです。
そのため、バイオリンを始めたてで、指の力がまだついていない方におすすめ!
4本セットで3,000円程になります。
Prim(プリム)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Prim-1024x1024.jpg)
Prim(プリム)
明るく硬い音が特徴のスチール弦。
音色に柔らかさがないため、クラシックよりも民族音楽を演奏するのに向いています。
チューニングの安定が早く、弦が丈夫なので長持ちしやすいです。
4本セットで4,500円になります。
Pro-Arte(プロアルテ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Pro-Arte-1024x1024.jpg)
Pro-Arte(プロアルテ)
若干の柔らかさがありつつ、煌びやかで明るい音色が特徴のナイロン弦です。
チューニングの安定が非常に早いため、緊急用として常備する弦に向いています。
音がひっくり返りにくいため、初心者~中級者におすすめです。
4本セットで4,020円になります。
RED LABEL(レッドラベル)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/RED-LABEL-1024x1024.jpg)
RED LABEL(レッドラベル)
とにかく明るい音色が特徴のスチール弦。
音色に柔らかさがないため、クラシックよりも民族音楽を演奏するのに向いています。
弦が丈夫で切れにくいので、初心者~上級者まで使いやすいです。
4本セットで3,000円になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Rondo(ロンド)
Rondo(ロンド)
パワフルな音量で煌びやかな音色が特徴のナイロン弦。
ブワッと広く響き渡るような印象があります。
オールド楽器と相性が良いと言われています。
ただし、弦の張力が強いため、状態の良くないオールド楽器には張らない方が良いです。
4本セットで14,000円程になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Spirit(スピリット)
Spirit(スピリット)
全ての音がバランス良く暖かい音を鳴らせるのが特徴のナイロン弦。
特に明るい音色を持つバイオリンとの相性が抜群です。
値段が割とリーズナブルなので、初心者や学生の方におすすめ!
4本セットで6,000円~になります。
TONICA(トニカ)
TONICA(トニカ)
暖かみのある音色で、弱い音が綺麗な音色で鳴ってくれるのが特徴のナイロン弦です。
そのため、バロック音楽を弾くのに向いています。
また、どんなバイオリンにも合うような張力に調整しているため、どのバイオリンとも相性は良いです。
4本セットで6,000円~になります。
TZIGANE(ツィガーヌ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/TZIGANE-1024x1024.jpg)
TZIGANE(ツィガーヌ)
暖かく艶やかな音色が特徴のナイロン弦。
音色の明るいバイオリンとの相性がとても良く、ガット弦のような柔らかさと暖かみのある音色が出しやすいです。
4本セットで7,000円前後になります。
Virtuoso(ヴィルトゥオーソ)
Virtuoso(ヴィルトゥオーソ)
繊細でありながらも、しっかりとした響きを残してくれるのが特徴のナイロン弦。
従来の弦よりも張力が弱いので、弓を乗せた時に柔らかく感じます。
通常は、張力が強いほど大きな音を出ますが、Virtuosoは張力が弱くても音量がしっかりあります。
4本セットで8,000円程になります。
VISION(ビジョン)
VISION(ビジョン)
芯のある、輝かしい音色が特徴のナイロン弦。
チューニングが短時間で安定するように作られているため、初心者におすすめです!
4本セットで5,000円~になります。
VISION SOLO(ビジョン ソロ)
VISION SOLO(ビジョン ソロ)
暖かみのある音色でありながら芯を持った音色が特徴のナイロン弦。
チューニングは数時間で安定するため、初心者でも使いやすい弦です。
そのため、緊急用の弦として持っていても良いと思います。
VISIONシリーズは、基本的に弦が丈夫なのですが、特にVISION SOLOは丈夫に作られています。
4本セットで9,000円~になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
VISION TITANIUM ORCHESTRA(ビジョン チタニウムオーケストラ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/VISION-TITANIUM-ORCHESTRA-1024x1024.jpg)
VISION TITANIUM ORCHESTRA(ビジョン チタニウムオーケストラ)
名前の通り、室内楽やオーケストラでの演奏向けのナイロン弦。
まわりの音と馴染めるような暖かみのある音色が特徴です。
チューニングの安定が早く、耐久性も優れています。
4本セットで11,000円程になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
VISION TITANIUM SOLO(ビジョン チタニウムソロ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/VISION-TITANIUM-SOLO-1024x1024.jpg)
VISION TITANIUM SOLO(ビジョン チタニウムソロ)
透き通るような音を追求して作られているのが特徴のナイロン弦。
クリアで明るい音色であり、ソロで弾く時におすすめです!
チューニングはすぐに安定してくれるので、初心者でも使いやすい弦です。
4本セットで9,000円程になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Vivaldi(ヴィヴァルディ)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/Vivaldi-1024x1024.jpg)
Vivaldi(ヴィヴァルディ)
華やかでガット弦のような暖かみのある音色が特徴のナイロン弦。
ガット弦のような音色が欲しい方にはおすすめですが、あまり流通していないため、入手が難しいです。
4本セットで7,260円になります。
Wondertone Solo(ワンダートーンソロ)
Wondertone Solo(ワンダートーンソロ)
クリアで華やかな音色をダイレクトに感じられるのが特徴のナイロン弦。
弾いてから音がなるまでが非常に速く、チューニングの安定性が高いため、初心者でも弾きやすいです。
また、パワフルな音量を出しやすいため、発表会にもおすすめです。
4本セットで14,000円~になります。
![](https://violin-prelude.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ZYEX(ザイエックス)
![](https://violin-prelude.com/wp-content/uploads/2023/09/ZYEX-1024x1024.jpg)
ZYEX(ザイエックス)
ガット弦のような豊かな音色を持ちながら、非常にパワフルな音量が出せるナイロン弦。
大きなホールでも響かせやすい弦なので、とにかく音量を出したい!という方におすすめです。
反対に、室内楽やオーケストラといった周りの音に馴染まないといけない場面では向いていません。
4本セットで5,770円になります。
バイオリン弦チャートと素材・種類の解説まとめ
ここまでバイオリンの弦チャートや弦について紹介していきました。
- バイオリンの弦チャートは、弦の特徴を表す指標
- 弦の素材とその特徴
- バイオリンの弦は楽器との相性で選ぶ
- 弦の種類で迷ったらDominant(ドミナント)がおすすめ
- ガット弦を使いたいならOLIVがおすすめ
バイオリンの弦を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください!
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