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バイオリンのオンラインレッスン設定&準備は?デメリットも解説

バイオリンのオンラインレッスン設定やデメリット

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バイオリンレッスン動画

バイオリンのオンラインレッスンの設定やデメリットをご紹介します!



場所を選ばずバイオリンのレッスンを受けることができる、オンラインレッスン♪

移動時間も体力も使わずに済むところがとても便利ですが、初めての方は準備や設定に不安がありますよね。

また、バイオリンのオンラインレッスンのデメリットも事前に把握しておくとスムーズに指導を受けることができます。


この記事では、オンラインレッスンを120名以上の方と実施している現役講師のあっぴが、事前に準備することやzoomでのおすすめの設定をご紹介します!

この記事を書いたバイオリニスト
目次

バイオリンのオンラインレッスン前に準備すること

バイオリンのオンラインレッスン前に準備することは以下の通りです。

・楽譜の共有
・カメラの設定
・調弦
・譜面台の準備

まず、オンラインレッスンは、パソコンやスマートフォン、PCなどを使います。

そのため、対面レッスンとは違った準備が必要になります。

それぞれ詳しくご紹介していますね♪

楽譜を共有する

レッスン前に準備すること1つめは、楽譜の共有です!

講師と楽譜を共有するため、PDFか画像で楽譜を用意してください。

画像の場合は、スマホで撮影した写真でも構いませんが、譜面がしっかり読み取れるようピントを合わせてくださいね♪

教本やエチュードに関しては、講師が所有していれば共有が不要な場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。



また、小節数や練習番号が付いていない楽譜は、1段ごとに小節数を記入してから共有することをおすすめします。

オンラインレッスンでは、対面レッスンのように弾き始めの場所を指さしで伝えることができないので、「〇小節目から」と言い合えるようにしておきましょう。

小節数や練習番号がないと貴重な時間がロスしてしまうことが多いので、注意してくださいね!

カメラの位置を調整

オンラインレッスンを受けるには、カメラに自分の姿をどう写すかも重要です!

立って弾いても座って弾いても良いですが、カメラに左手と右手の両方が写るよう調整しておきましょう。

譜面台はカメラの左側に置くようにすると、演奏しやすいです。

筆者あっぴは上記カメラを使用していますが、PCカメラよりも画質がはるかに良く、マイクもクリアに聴こえるのでおすすめです。

カメラの高さは左手あたりにくると講師が見やすいです。

なお、背景をぼかしたり、バーチャル背景を使うとバイオリンが消えてしまうので、お部屋の背景が写っても問題がないように準備しておきましょう。



また、やむを得ず画面の小さいスマホやタブレットを使用する場合は三脚等を用意できると良いです。

譜面台に乗せると上向きの角度になってしまうので、講師はとても見づらいです…。


筆者あっぴはスマホで動画を収録する際に上記スタンドを使用しています。

安定感があるので、スマホの重さで倒れる心配もなく、外で撮影する際にも持ち歩いています。

いずれにしても、レッスン前に一度ご自身でシュミレーションをしてみると良いでしょう。

レッスン直前に調弦をしておく

オンラインレッスン前に準備すること3つ目は、調弦です!

正しい音程を取るためにも、必ず調弦は必要ですよね。



オンラインレッスンでは、事前に調弦ができるので、音が合わなくてレッスン時間が短くなるという心配はありません。

調弦のやり方を見てもらいたい方は、レッスンの始めに先生に声をかけると良いでしょう。

チューナーを持っていないという方は、別記事「バイオリンチューナーアプリのおすすめ」をご覧ください。

バイオリンのオンラインレッスン中にあると良いもの

オンラインレッスンの前に準備するもの4つ目は、譜面台とワイヤレスイヤフォンです!

こちらは必ず準備しなければいけないわけではないですが、絶対にあった方がいいです。



譜面台がないと、楽譜をテーブルなどに置いて演奏しますよね。

下を向いての演奏になるので、講師からフォームが見えづらく、譜めくりにも時間がかかります。



また、オンラインレッスンでは、バイオリンの音で講師の声が消えてしまうなんてことも。

しかし、ワイヤレスイヤフォンがあれば演奏中でも講師の声をしっかり聞き取れます。

楽器の音は左耳からよく聞こえるので、イヤフォンは右耳だけにつけるのがおすすめです!

オンラインレッスンをzoomで実施する時のおすすめ設定

バイオリンのオンラインレッスンをzoomで実践するときのおすすめの設定をご紹介します。

zoomには、録音機能やカメラ設定、音声設定など便利な機能がたくさんあります。

しかし、バイオリンの音は声とは違った性質を持っていて、うまく設定しないと相手に音が届かないことがあります。

zoomでオンラインレッスンを受けるにはどうしたらいいか?

おすすめの設定方法をご紹介します!

オンラインレッスンをzoomで受けるには?

結論からお伝えすると、オンラインレッスンではパソコンのzoomアプリから参加するとをおすすめします。

レッスンでは指の細かい動きなどを見る機会が多いので、画面が大きい方が良いですし、スマホと違って音声トラブルがほとんどありません。

どうしてもスマホやタブレットでしか参加できない場合はSkypeの方が音が聞こえやすいので、先生に相談してみてください。

オンラインレッスンをzoomで受ける場合、講師からミーティングの参加リンクが送られてくることが普通です。

PCで参加する場合、アカウントがなくても講師から送られたzoomの参加リンクをクリックすればレッスンを受けることができます。

ただし、動作が遅かったり、操作機能が限られてしまうので、パソコンにアプリをインストールしてから参加した方が絶対に良いです。

アカウント登録は5分程度で終わります。

無料プランと有料プランがありますが、レッスンを受ける側の生徒さんは無料プランでOK。

アカウント登録が終わったら、講師から送られてきたURLをクリックすればレッスンに参加できます。

不安な場合はレッスン前にしっかりできるか確認しておきましょう!

やり方は以下の通りです。

  1. zoomのテストミーティング用サイトにアクセス
  2. 参加ボタンを押すとテストミーティングが始まる
  3. zoomMeetihgを開くを押す

テストミーティングが開始されるとzoomアプリが起動。

カメラやスピーカー、マイクが問題ないか確認してくださいね♪


通信環境については、できればWi-Fi環境が望ましく、データ通信量を多く使うため、制限がある方は注意してください。

バイオリンの音が聞こえやすくなるzoomのオーディオ設定【PC簡単編】

バイオリンの音が聞こえやすくなるzoomのオーディオ設定をご紹介します!

こちらは通信環境がそんなに強くなくても、誰でも簡単にできる方法です。

とりあえず、この設定をしないとバイオリンの音は相手に届かないことが多いです。

一度設定したら、次にzoomを開いた時も同じ設定を維持してくれるので、事前にやっておきましょう。

画面左下の「ミュート」についている「Λ」のマークをクリックします。

メニューが開いたら、一番したの「オーディオ設定」をクリックします。

設定画面が開いたら、

  1. zoomの設定からオーディオを選択
  2. オーディオプロフィールを「低」に選択してください。

この設定しないとバイオリンの音が講師に聞こえない可能性があります。

レッスンの前に音を出してzoomで録音し、ご自身で音が聞こえるか確認されることをおすすめします。

バイオリンの音が聞こえやすくなるzoomのオーディオ設定【PC高音質編】

こちらは通信環境が安定している状態の方におすすめします。

先に紹介した簡単編よりも高音質になりますので、できる方はぜひこちらで設定してみてください。

オーディオ設定の画面を開いたら、「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」をクリックして、さらに「高充実度音楽モード」、「エコー除去」にチェックを入れてください。

設定画面を閉じて、右上にある「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」が「オン」になればOKです。

「オン」と「オフ」は文字をクリックすると切り替わりますので、オフになっていたら一度クリックしてください。


こちらの設定だとより高音質になりますが、雑音を拾う設定になっているので、カラオケボックス等で使用するのはやめた方が良いでしょう。

また、通信環境が弱いと動作が重くなってしまうため、その場合は先にご紹介したPC簡単編の設定に変更してください。

バイオリンの音が聞こえやすくなるzoomのオーディオ設定【スマホ・タブレット編】

続いてスマホやタブレットの場合の設定をお伝えします。

先にお伝えしておきますが、この設定をしてもバイオリンの音があまり聞えないケースは多いです。

やはりパソコンでのレッスン受講をおすすめします。



以下の手順は、レッスン前に必ず行ってください。

ミーティング開始後に設定したい場合は、一度退出する必要があります。


まずはzoomアプリを開き、メニューから「ミーティング」をタップしましょう。



次に、「オリジナルオーディオを使用」をONにしてください。

これでレッスン前の操作は完了です。

この設定は次回以降も維持されるので、一度設定したらそのままでOK。




続いて、オンラインレッスンが始まってからの設定です。

メニューをスクロールして、一番右にある「詳細」をタップ。


次に「オリジナルサウンドを有効にする」をタップすれば設定完了!

少しややこしいですが、表示と現在の状態の関係は以下の通りです。

  • 「オリジナルサウンドを有効にする」と表示されている→現在無効の状態
  • 「オリジナルサウンドを無効にする」と表示されている→現在有効の状態


繰り返しになりますが、この設定をしても声は聞こえるけどバイオリンの音が聞えないというケースは多いです。

Skypeの方が音は聞こえやすいので、先生とも相談してみましょう。

音ランレッスン前には音質テストをしよう

レッスンの前には、自分の音が相手にどう聞えるかテストしておくと良いでしょう。

自分で「新規ミーティング」を開始し、zoomのメニューバーの右にある「詳細」をクリックし「このコンピュータにレコーディング」をクリックすれば、簡単に録音ができます。

ミーティングを終了すると、データがPCに保存されます。

音が聞こえづらい場合は、設定を変更したり、マイクとの距離感を調整してみましょう。

スマホでレコーディングしたい場合は、同じく新規ミーティングを立ち上げて、「レコーディング」をタップ。

マイクのミュート解除を忘れずに行ってくださいね!

スマホからレコーティングしたデータは、ミーティングを終了すると登録したメールアドレスに自動送信されます。

メール内に記載されているパスワードを入力すると動画を視聴できますよ。

スマホのzoomアプリでは音がよく聞こえないという方は、LINEやSkypeなど別環境でのレッスンを打診してみるのもひとつの方法です。

しかし、画面の大きさを考えても、オンラインレッスンを受けるならPCが最適なのは間違いないでしょう。

バイオリンのオンラインレッスンのデメリット

バイオリンをオンラインレッスンで受けるデメリットは以下の通りです。

  • 同時演奏で音程を合わせることができない
  • 楽譜の場所が伝わりにくい



オンラインレッスンは場所を選ばずとっても便利ですが、デメリットもあります。

それぞれのデメリットを詳しくご紹介していきますね!

講師と同時に演奏して音程を合わせることができない

1つ目のデメリットは、講師と同時に演奏して音程を合わせることができないことです。

オンラインレッスンでは同時に演奏してしまうとどうしても音割れしたり、タイムラグが発生します!

これはオンラインレッスンならではの悩みですよね!



筆者あっぴはレッスンに動画添削を取り入れていますので、この点は後から生徒さんにお手本動画を送って対応しています。

動画だと何度も一緒に合わせて弾くことができるので、練習しやすいです^^

他の先生がどうされているか分かりませんが、何かしらの解決策が必要なポイントにはなるでしょう。


楽譜の場所が伝わりにくい

2つ目のデメリットは、楽譜の場所が伝わりにくいことです。

対面レッスンだと「ここから弾いてください」とか「ここが上手くいきません」と指さしで場所を伝えることができますが、オンラインだとこれはできません(;’∀’)

なので、事前に小節番号を書いておくことは必須です。

先生にレッスンで扱う楽譜を共有する場合は、先に小節番号を書き込んでおくとレッスンがスムーズに進みやすいです。

バイオリンのオンラインレッスンのメリット

バイオリンのオンラインレッスンのメリットは下記の通りです。

・自宅で気軽にレッスンを受けることができる
・レッスン前後にそのまま練習できる
・録画機能でレッスンの復習ができる
・緊張しにくい

先ほどはデメリットをご紹介しましたが、バイオリンのオンラインレッスンにはさまざまなメリットがあります♪

それぞれのメリットを詳しくご紹介します!


自宅で気軽にレッスンを受けることができる

まず、オンラインレッスンの1番のメリットは自宅でレッスンが受けれることですよね!

移動時間もないので、仕事帰りや家事の隙間時間など…

忙しい方にもぴったり!

毎週習い事に通うとなると、時間も体力もかなり使うのでなかなか大変です。

オンラインレッスンなら、生活の中で無理なく継続しやすく、実際に生徒さんがお休みされる回数も対面レッスンよりずっと少ないです。



また、近くにバイオリン教室がない方もオンラインならレッスンを受けることができます。

筆者あっぴの生徒さんは地方にお住いの方や、海外在住の方もいらっしゃいます。

レッスン前後にそのまま練習できる

レッスン前後にそのまま練習できることもオンラインレッスンの嬉しいメリットです。

対面レッスンと違い、場所の制約がないので、時間ギリギリまで練習して、レッスン後もそのまま練習することができます。

ウォーミングアップができるといつもの練習に近い形で演奏できますし、レッスンで教わった内容にすぐに取り組めると上達しやすいです。

対面レッスンなら準備や移動に消えてしまう時間が練習に使えるのは大きいですよね^^

録画機能でレッスンの復習ができる

録画機能があるツールを使ってレッスンを受けることで、復習ができます

実際のレッスンでは、講師に言われたことや課題点をすっかり忘れてしまうことも。

しかし、オンラインなら録画ができます。

そのため、何度でも復習することができるんです!

これはオンラインならではのメリットですね♪


緊張しにくい

オンラインレッスンは、対面のレッスンに比べて緊張しません

はじめてバイオリン教室に通うとなるとなかなか一歩が踏み出せない!という方も多いのではないでしょうか?

しかし、オンラインレッスンなら初回のレッスンも気軽に申し込みができます。



また、普段の練習でも家のリビングや練習部屋など、リラックスした環境でレッスンを受けることができますよね。

外に出なくていいので、恰好やメイクなど気にしなくていいのも嬉しいポイント。

もちろん知り合いに楽器を持っている姿を見られることもありませんよ^^


ヴァイオリンのオンラインレッスンの設定&デメリットまとめ

バイオリンのオンラインレッスンの設定方法やデメリットをご紹介しました!


  • バイオリンのオンラインレッスン前に準備するものをご紹介
  • zoomのおすすめの設定をご紹介
  • バイオリンのオンラインレッスンデメリットをご紹介
  • バイオリンのオンラインレッスンのメリットをご紹介


世界中どこにいても、バイオリンのレッスンを受けることができるオンラインレッスン♪

デメリットもありますが、メリットも多いです!

自分のライフスタイルに合わせて、バイオリン教室を選んでくださいね!


この記事を書いた人

バイオリン初心者に役立つ情報をXやブログ、公式LINEで発信|講師歴15年|指導人数100名以上|音大卒・教員免許あり|30代・4歳と2歳の姉妹を育てるママ

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